初めての超高級輸入車 アストンマーティン

10年以上前の画像になります。この頃は、某大手中古車販売店を得意先とした営業を中心に活動していました。時代の流れで、風向きが良く無いと感じたので、外車の中古車販売店を中心に『超ルームクリーニング』の販売を始めた頃です。出張本格車内クリーニングの前身で、車業界向けの『超ルークリ』と言ってました。車業界自体は、外装コーティングが主流で、ルームクリーニングは蚊帳の外状態のオマケみたいだったので、そこを本気で時間をかけて作業をしたら面白そうと思って始めた頃です。

取引のあった外車の中販店から、『今度、系列店の作業をお願いします。車はアストンマーティンです。』と依頼があり、『何!アストン!』ついに来た1000万超の車が、と思いました。その頃、ベンツE・BMW5・アウディーA4・ボルボV70などの車を中心に作業していたので、超高級車は、どうしたらいいのか分かりませんでした。

 

 

せっかく頂いた仕事なので『なんとかなる!なんとかなる!全力でやれば!』と言い聞かし、ドアを開けると、新品高級キャッチャーミットの様な全革張り、何をどう作業をすればいいのか益々わからなくなったのを覚えています。(この画像は、高級車輸入車者専門部のページの作業完成例で使っております。)

 

この頃、撮影の角度や光の入り方など、どうすればいいのか分からなかったので、闇雲に撮影したのを覚えています。確か、ネットでは全部ボツにしています。(1枚どっかで使ったかな?)

 

 

作業はやって行くと何となく見えてくるもので、『このお客さんは、こうしたら満足するのかな?』などと考え想像しながら作業を進めます。この気持ちは今も変わらず、立ち合いの時に聞きはしますが、どの車でも作業中は考え想像しながら仕上げています。たまに作業中に話掛けて頂くのですが、中途半端な会話になってしますのは、作業に集中しているからです。ご容赦ください。

 

 

けど、この超高級車部類は、体力疲れより神経疲れが襲ってきます。内装の1パーツ1パーツに神経を使っているので、作業も時間が掛かります。また、失敗も絶対できないので(万が一の為に超高級車対応の損害保険には入っております。)精神的にヘトヘトになります。

このアストンを経験した後、他の知り合いの中販店から作業依頼が入り、すごい良い経験をさせて頂きました。ネットに掲載しているロールスロイスやフェラーリ・ランボルギーニなどは、車業界の作業で撮影させて頂いたものになります。作業風景画像は一般のお客様の画像になりますので、良かったらページをご覧頂ければ嬉しく思います。                               
 アイエスエムファクトリー高級車輸入車専門部